金山杉の別館

山里の静かなたたずまいの広がる風景の中にある小さな一軒宿です。
登録有形文化財である茅葺の母屋と湯治宿の本館、総金山杉づくりの新館の3つが、みやま(三山)のように並んでいます。 宿の周囲は人の営みと自然が長い時間をかけて作ったやさしい農村風景が健在。裏には古墳の森があり、石を割って生えている「石割の梅」が地名にもなっている、静かで趣のある場所です。
農林業をしながら湯治の宿を営み、なじみのお客様にご利用いただいてきましたが、家業の傍ら続けてきた様々な社会活動を通して、見たり聞いたり出逢ったりしたことから、村のゲストハウス的な温泉宿があってもいいのではないか、と思うようになりました。湯治宿は残しながら、ちょっぴりオシャレな村の広場を作りたい・・・。建築家の本間至氏と構想を練ること4年、「ふるさと快適感響」をコンセプトに1996年10月みやま新館が誕生しました。

金山杉の

別館のお部屋

「金山杉」を使った和室タイプのお部屋です。お部屋全体を同系色でまとめ、外の森風景と一体化できるシンプルな造りです。木のいい香りの中、ゆったりとお過ごし下さい。

1階に3室、2階に2室と、わずか5室だけの客室(各室トイレ付)という事もあり、各室の天井を1階12畳(1室)は三角形、10畳(2室)は平らに、2階10畳(2室)はアーチ型にと変化をつけました。又、天井や壁には楮和紙を、畳のへりには生麻を使用したり、障子の桟の組み方にも縦長や横長であったりと、シンプルな和室の中にも日本の素材にこだわりを持ったお部屋を表現しています。

大きくとられた窓からは、5世紀頃に造られたとされる前方後方墳の石の梅古墳の杉木立が見えます。夜の静寂と闇の空間も貴重なものに感じていただけるのでは・・・。

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当館の基本的な宿泊プランです

「朝食のみ」と「素泊まり」のプランがございます

総金山杉造りの別館

別館は総金山杉造りの木造りにこだわった空間です。冬が長く、雪深い山形県金山町の気候の中で生育する“金山 杉”は、年輪がゆっくり均一に成長します。そのため木目が非常に細やがで美しく、しかも狂いが生じにくいという優れた建築用材。なにより、この空間にいる と心が安らぐのです。

吹き抜けのラウンジは村の知的交流広場

その新館の顔ともいえるのが、村の知的交流広場になればとの思いから生まれた、吹き抜けのラウンジです。コンサートやセミナー、そして貸切パーティー等の会場にもなります。

たった5部屋に思いを込めて

別館は総金山杉造りの木造りにこだわった空間です。冬が長く、雪深い山形県金山町の気候の中で生育する“金山 杉”は、年輪がゆっくり均一に成長します。そのため木目が非常に細やがで美しく、しかも狂いが生じにくいという優れた建築用材。なにより、この空間にいる と心が安らぐのです。